世界の果て

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学パロエクシリア優等生の噂編

みくしーで(略)
手直ししてないから色々ぶっとんでるYO!


サブイベント・ジュードの噂から派生したお話。

大丈夫です?


ではどうぞ!

















中等部3年A組に所属するレイア・ロランドとジュード・マティスの間には、度々「こいつら付き合ってんじゃねえの」という噂が流れる。
初等部から彼らを知る者に言わせてみれば「ありえない」のだが、それほどまでに彼らは―思春期の男女にしては、親密な仲を保っていたのだった。
また、彼らを友達以上の仲のように見せる要因がもうひとつ。
ジュードには、友達と呼べる関係を築いているクラスメートが少なかった。

「ねぇレイア、どうしてマティス君と仲がいいの?」
あぁ、まただ。
クラスメートの質問に、レイアは心の中だけでため息をつく。学年はじめに聞かれるお決まりの質問になっていた。
最初は単純に、年頃なのに男女でギスギスしないんだ、なんて思われているのだと認識していた。
質問の真意に気がついたのは中等部に上がったころ。
どうやら、クラスメートたちにとってジュードは「不思議な子」に分類されるらしい。
「どうしてって言われてもなー、幼馴染だから、昔から続いてるだけだよ」
「ふぅん…付き合ってるんじゃないんだよ、ねー…」
「ないない!違うよ!」
そっかーごめんね、なんて言って離れていく女の子。友達であろう女の子の輪に入り、こそこそと話をしているのが見える。
ジュードの悪口だったら嫌だな。
ちらりとジュードの方を見ると、教科書の整理をしているようだった。
視線を感じたのか、ジュードが振り返って「どうしたの?」と目だけで聞いてくる。何でもないというように笑ってみせれば、ジュードも少し微笑んで前を向いた。
ジュードの良くない噂を頻繁に耳にすることを、レイアは酷く気にしていた。お人よしすぎて真意が読めないだとか、教師に媚をうっているだとか。酷い時には忠告と称してレイア自身に告げてくる。
みんながそう思っているわけではないことも知っているけど。ジュードの事をよく思っている人がいる事も知っているけど。悪い方が目立ってしまうのは、どうしようもなかった。

「む、ジュード?」
「ほんとだ」
並んで歩いていたミラとレイア、廊下にもたれてたたずむジュードを発見した。俯いていて表情は見えず、いつもより小さく感じる。
「どうしたジュード。こんなところで」
「…」
「ジュード?」
ミラが肩を揺する。そこでようやく気がついたのか、びくりと顔を上げた。
「あ、わ、ミラ!?とレイア?」
「寒いのか、ジュード」
「え?そんなこと」
「震えていたぞ」
「っ!…震えてなんか、ないよ」
ジュードは笑ってみせるが、無理をしているのは明白で。ミラは納得いかないというように腕を組むと、ちらりと視線を動かした。
「あいつらか」
「あっ、あの人たち…!」
視線の先にはレイアの知る男子生徒が数名。こちらをちらちらと見ながら何かを話しているのが見える。もごもごいいながら、ジュードはまた俯いてしまった。
「ジュード、君が他者からの評価を気にする必要はないだろう」
「…」
「一部の者が君をどう思っているか、私も小耳に挟んだ事はある」
「…!」
「だが、そんな噂ごときで私が君を嫌いになると思うのか?」
ぴくり、と肩が揺れた。顔をあげ、上目遣いにミラを見つめる瞳は不安げに揺れる。
「…ミ、」
「君を好きな者は確かにいる。レイアもエリーゼもローエンも、おそらくアルヴィンも君を好いている。私でもそれくらい見ていればわかる」
「…う、ん」
「当然、私もジュードが好きだ。それでは不十分か?」
「そうだよジュード、わたしたちみんなジュードのこと大好きだよ!嫌いになったりしないよ!」
不安げだったジュードの表情が緩んでいく。
「…ありがとう」
でも、そんなにストレートに言われちゃったら、恥ずかしいよ。
瞳はうるんでいたが、心からの笑顔を見せた。







すきなひと








要約
・愛されるジュードくんと、無条件の好意が怖いジュードくん。
・でも愛されたいジュードくん。
・そして愛されているジュードくん。
・ミラ様マジイケメン。
・ファイル名が「乙女系男子の噂編」
ぼっち出そうとしたけど長くなりそうだったんでやめたよ!!

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