世界の果て

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学パロエクシリア調理実習編

ついったで素敵ネタを頂きました第1弾(多分)。
最近ブログがただのSS置き場だね?とかは言わないお約束!

※BL風味(当社比)
※短め



大丈夫です?
では続きからどうぞ!

ワンクッション



ではどうぞ

















「おっはよーアルヴィンくん!」
「おはようアルヴィン」
いつも通りの朝。今日も並んで投稿したジュードとレイアは、今日も今日とて気だるげに門の前に立つアルヴィンに片手を上げた。
「はいおはよーさん。おたくら教室以外で先生って呼ばないのそろそろやめない?」
「えー、やだ」
「俺ジュード君に先生って呼ばれたいわー」
「なんか下心感じる…!」
「ゴメンナサイ調子ニ乗リマシタ」
ぐっと拳を握る15歳相手に対してびくりと一歩後退した26歳教師に、彼らのやり取りを綺麗にスルーしたレイアが本日最初の爆弾を投下した。
「ねぇねぇアルヴィンくん、今日わたしたち調理実習なんだよー!」
何それ俺は知らなかった!担任なのに!
早朝の校庭に、悲痛な声が響き渡った。

カーディガンを調理準備室のハンガーにかけてうでまくり。家でも愛用しているエプロンは、エリーゼからプレゼントしてもらったピンクと紫のティポ柄。エプロンの紐を背中でぎゅっと蝶々結びにすると、ヘアピンをはずしてエプロンとお揃いのバンダナを三角巾状にして身につけた。バンダナが落ちないように、はずしたヘアピンで固定する。
「ふあー、相変わらず手際いいねぇ、ジュード」
「レイアだってそんなに変わんないでしょ?宿屋のお手伝いしてるじゃない」
「わたし、厨房は任されないもん」
ぷい、とそっぽを向くレイアに苦笑する。そういう彼女も準備万端だ。
「レイアは何作るの?」
「わたしねー、フルーツ焼きそば!ジュードはクッキー?」
「うん、ミラからのリクエスト。小分けの袋も持ってきたんだよ」
「さすが、用意周到~。あれ、ミラの分だけじゃないの?」
「みんなにもあげようと思って。アルヴィンと、エリーゼと、学園長」
「ふぅん」
「ミラのは大きめにしたんだ」
「うん」
「…レイアのもあるよ?」
「本当?やったぁ!」
ぴょんぴょん跳ねる幼馴染に、くすくすと笑い声が漏れた。



ばしり
調理室の前で2人の手がぶつかった。
「どけアルヴィン」
「ミラ様こそどいてくんない?」
バチバチと火花を散らすアルヴィンとミラ。調理室から賑やかな声が伝わるほかは静かな廊下で、彼らの声は小さくともよく響いた。
「てか授業はどうした高校生」
「今、私が成すべき事はジュードが調理実習で作ったクッキーを味わうことだ。授業など些細な犠牲にすぎない」
「ミラ様にここまで言わせるジュードくんすげぇなオイ」
てかジュードのやつクッキー作んの?と驚くアルヴィンの隙を見逃さずに、調理室の扉に手をかける。おい待て、という静止の声を無視して扉をスライドさせた。生徒たちの声が鮮明に聞こえるようになる。
「うわ、お前すごいな!」
「そ、そんなことないよ。混ぜて焼くだけだし」
一つのテーブルには人だかりができており、その中心では照れたように頬を染めるジュードと、楽しそうに笑っているレイアの姿が確認できた。
普段1人でいることが多いジュードが、たくさんのクラスメートに囲まれて楽しそうにしている。アルヴィンは、胸の奥が冷えていくのを感じた。
なんだこれ、もやもやする。優等生に友達ができるのはいいことだろ。なんで。
ふと隣を見ると、ミラがジト目でこちらを睨みつけていた。
「何だよミラ様?」
「お前というやつは…いや、いい。自分で気づけ。敵に塩を送ってやるつもりは無い」
「は?」
疑問符を浮かべるアルヴィンを気にすることなくミラは人だかりに割り込むと、ジュード私のクッキーはどこだと問い詰めた。驚いてぽかーんと固まってしまったジュードは、正気に戻るとわたわたといさめようとする。
結局その場は家庭科教諭によって解散させられ、アルヴィンとミラは教室の外へと退場することになった。

「あのね、ジュード、アルヴィンにあげるんだーってちゃんとよけてたんだよ」
ハイコレ、とわりかしそっけなく渡されたクッキーの入った小さな袋を受け取ったアルヴィンに、レイアがこそりと耳打ちをする。ジュードに目を向けると、ミラと何やら話しこんでいるようだった。
「マジかよ、レイアちゃん」
「嘘なんてつかないよー。まぁミラやエリーゼと、学園長の分もよけてたんだけどさ」
わたしも貰ったよ!と嬉しそうに袋を見せる。シンプルにラッピングされたそれはアルヴィンが持っているものと同じで、かくりと肩を落とした。
「でもクラスの子にあげた分って適当に並べてたのをつまみ食いされただけなんだよ?」
わざわざ小分けにしてラッピングまでしてくれたんだよ、特別って感じだよね!
本日2度目の爆弾投下。先ほど冷えてしまったところが、暖かくなっていくのを感じる。
ジュードの後ろからがばりと抱きついた。
「わ、アルヴィン?」
「いやー、ジュード君はかっわいいねーホント。嫁に来ない?」
「何言ってるの、僕男だから!っていうか重いよ!」
「そうだな、ジュードを嫁にするのは私だ」
「みらぁ…!」






あまいきみ



「ありがとうございます、ジュード!」
「おいしいですよ、ジュードさん。見事なものですね」
「なんか照れるなぁ」
「ジュード君ジュード君、なんでエリーゼ姫のだけラッピング凝ってんの?」
「え、だめ?」
「…」










要約
・アル…ジュ…?
・そのエプロン&バンダナで調理実習に臨む15歳青少年が勇者
・幼馴染可愛い
・ぼっちさん嫉妬は醜いですよ^^^^^^
・結果ミラジュ
・自然とエリーゼちゃんを甘やかしちゃうお兄ちゃん気質ジュードくん

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